第一興商 DAM-G100 配信終了はいつ?
通信カラオケはその名の通り、電話回線又はインターネット回線を使用して新譜データを受信しています。好きなアーティストの新曲を発売後すぐにカラオケで歌うことができるのは、このシステムのおかげというわけです。
今回はこの新譜配信の配信終了についてお話したいと思います。
配信終了・修理対応終了一覧ページで紹介しています通り、発売されたカラオケ機器はいつまでも新譜配信を受けられるわけではなく、メーカーの定める期日をもって新譜配信が受けられない状態となります。新譜配信を受ける為には、配信が継続している機器へ入替えるしかありません。
これからカラオケ機器の導入を検討されている方は、この配信終了予定を確認しておく必要があります。
Q. 新譜配信が終了した場合、情報利用料は払わなくても良いのか?
A. いいえ、払う必要があります。
情報利用料は、カラオケ機器に蓄積されている受信済みの楽曲データ等の使用に関するサービスの対価として位置づけられていますので、新譜配信が終了しても支払う必要があります。
Q. 新譜配信が終了した場合、カラオケは使用できなくなるのか?
A. いいえ、カラオケは使用できます。
新譜配信を受けることが出来なくても、受信済みの楽曲データについては引き続き使用することが出来ます。
そして今、配信終了日について注目を浴びている機種がDAM-G100です。

機種名 | 発売日 | 修理対応終了 | 新譜配信終了 |
DAM-G50 | 2000年10月 | 2010年3月末 | 2012年9月末 |
DAM-G50Ⅱ | 2002年10月 | 2011年8月末 | 2013年8月末 |
DAM-G100 | 2003年10月 | 2015年2月末 | 未定 |
現時点でG100の配信終了日は公式発表されていませんが、第一興商のこれまでの流れを確認するとおおよその予測はできそうです。
G50は修理対応終了から2年半で配信終了となっており、G50Ⅱは修理対応終了から2年で配信終了となっています。上表にない機種についても修理対応終了から2年~2年半の期間をもって新譜配信を終了している機種が多いです。
この流れを適用すると、G100の修理対応終了は2015年2月末とメーカーより発表されていますので、新譜配信終了は2017年2月と推測できます。(※あくまでも推測です)
推測が当たるか外れるかはメーカーからの発表を待たないと分かりませんが、新譜配信が終了するという事は、必ずくる事象と考えて良いでしょう。この事から現在G100の市場価格は落ち、数万円程度で購入することが可能となっています。数年後に訪れる配信終了を見越して新しい機種を導入するか、数年使用できれば良いとしてG100を安価に購入するか、ユーザーの使用環境に合った選択肢がもてそうです。
コメントをお書きください